海の森、マングローブ林
市指定天然記念物「島尻のマングローブ林」
に行ってきました。
指定年月日2000年2月14日
熱帯・亜熱帯地方の海岸や河口の汽水域(海水と淡水が混ざり合う水域)の
泥土に生育する常緑低水一高木の一群のマングローブ。
満潮になると海水が満ちてくる場所に生えている植物を
まとめてマングローブと言います。
赤土流出による海水汚染に大きな役割を果たしているので、
マングローブ林は環境保全のために、
適切に保護する必要があるとされています。
島尻マングローブ林は奥行約1kmの入り江(バタラズ)に発達し、
宮古諸島内で最大規模の群落を形成しています。
ヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギ、ヒルギモドキ、
宮古を北限とするヒルギダマシの3科5種が分布し、
宮古島に分布する全てのマングローブが観察できる場所です。
海水と淡水が混ざり合う水域の泥土に生育する
マングローブ。
河川がないのにもかかわらず、
島尻のマングローブ林は群生を発達させているので、
植物地理学研究上、重要な場所になっています。
「海の森」とも呼ばれているマングローブ林は
特殊な生態系を持っていて、
カニ、魚、貝、エビなどが住んでいます。
水鳥たちが餌をとったり、休む場所にもなっているので、
食物連鎖を観測するにはもってこいの場所ですね。
ここにはマングローブに囲まれた歩道があるので、
野鳥や蝶、シオマネキ、カニ、ハゼなど、
お散歩ついでにじっくり生物観察できるのが嬉しいです。
新城海岸...宮古島
伊良部島の帰り、
スノーケリングに新城海岸へ行きました。
到着したのは干潮から2~3時間経った頃。
無料の休憩所で水かさが増すのを待ち、
海の家の方が教えてくれたルートで海に入りました。
珊瑚が辺り一面に広がっています。
珊瑚があまりにも近いので、泳ぎにくいのなんのって。。。
傷つけないように、かなり慎重に泳ぎました。
満潮だったら良かったのになぁ。。。
透明度はそんなに高くなかったですけど、
珊瑚の数は凄いです。
ここで出会った老夫婦が
「天国には行ったことないけれど
きっとこんな感じのところなんでしょうね~」
とニコニコしながら言っていました。
天国がどんなところなのか分からないけど、
綺麗な海と出会うと、
普段生きている陸上の世界とあまりにも違いすぎて、
「うわぁ~、天国にいるみたい」と思うことがあります。
死と隣り合わせの海だけに、
ここは想像を遥かに超える凄いモノを
与えてくれる場所だなぁと。
満潮の新城海岸を知らないので、
次回は満潮を狙って行かないとな~。
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