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生きる力
朝日に染まる海と山。
写真では伝わりにくいけど、
ため息が出るほど美しい光景。

ここは東北の海。
2011年3月11日。
東日本大震災で起こったあの津波を想像するのが
難しいくらい、穏やかな海です。
311の直後は仕事でしばらくの間
沖縄に滞在していました。
東京に戻ってからは、
落ち着く暇もなくタイへ行ってしまったので
被災地に行くタイミングがなかなか
作れなかったのですが、
仕事で被災地に行く機会が訪れました。

「雲と山のコントラストがキレイだねぇ」
山は山でもこれは「がれきの山」。
環境省が火災防止の為に
瓦礫を5m以上積み上げないように
通知しているそうですが、
何分場所がないものでして、、、
高くならざるを得ないのが現状なのです。

岩手県と宮城県に行ってきたのですが、
ビックリするくらいの瓦礫が沢山ありました。
宮城県石巻港では5月に稼働目標の
日本最大級の災害機器物処理場を
建設しているそうですが、
そこで全てが処理しきれるのか疑問です。。。
2月、マイナス10℃の極寒の地東北。
今回は漁港を中心に回ったのですが、
海に携わっている人たちがこのようなことを
おっしゃっていました。
津波で多大な被害を受けたけど、
その津波のおかげで海の中がかき回され、
以前よりも海が綺麗になったと。

出会った方々は皆パワフルで
復興を目指して元気に活動されていました。
何もかも失った。
一人では何もできないけれど、
皆と力を合わせれば不可能なことも可能にできる。

再び来るだろう地震や放射能問題で
ビクビクと暮らしていた私ですが、
東北の方々にパワーをもらった出張でした。
ありがとうございます★
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